春のメインディッシュ──モンクレール

モンクレールがダウンの名門であり、ダウンといえば冬という認識はもう古い。ここで紹介する「ロングシーズン」が牽引役となり、春夏シーズンにおいてもその存在感がググッと高まっているのである。

撥水性能にも優れる、高密度の極薄ナイロンを使用したダウンベスト。これからの季節にぴったりの軽やかさがあるが、コンパクトなシルエットゆえ冬のレイヤードアイテムとしても活用できる。モンクレール ポロシャツポーチに収納できるパッカブル仕様。
(中、右)HAND PAINT T-SHIRT Tシャツに描かれているのはすべてアーティストによる手作業。右のTシャツはご推察の通りフランス国旗をモチーフとしている。左は、モンクレールが装備を提供したマカルー登頂隊の功績をたたえる文面がペイントされている。
菜の花やふきのとう、ホタルイカ。日本人でよかったとつくづく思うのは、食べるもので季節が感じられることだ。

季節というテーマは、装いにおいても軽視できない。これからの時季にリネンやコットンのジャケットに袖を通す行為は、こよなく粋である。

この流れでプレミアムダウンの代名詞といっていいモンクレールがオールシーズンを謳うシリーズ「ロングシーズン」を紹介すれば、鼻白んでも仕方はない。その存在は卑近なたとえで恐縮だが、季節外れだったとしても、ちょっと添えられているだけで幸福を感じてしまう松茸や蟹に近いのかも知れない。

極薄のシェルと新たなダウンの装填方法を開発したそのシリーズは、従来のダウンからは想像できない空気のような着心地を実現した。それでいて、保温性能もきっちりと備えている。朝夕冷え込む季節のアウターとしてはもちろん、コートやジャケットと重ね着するインナーウェアとしても成立する。カシミアよりも軽いのに暖かい、というのが感想としては適当だろう。軽量化を推し進めるなかで、畳んで持ち運べるというオマケまでついた。 モンクレール ダウン レディース世界のジェットセッターを中心に、池に広がる波紋のようにユーザーを獲得しているというのも納得のコレクションなのだ。

春夏というアウェイの戦いであったにもかかわらず、「ロングシーズン」はダウンの新たなスタイルをたやすく創出してみせた。春にもメインディッシュ並みの存在感を発揮している。

付け加えるならば、コレクションを肉付けする周辺アイテムも素晴らしい。今回掲載するTシャツは、モンクレールが惚れ込んだ数人のアーティストが一点一点手作業でペイントした、アートピースである。

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